新しい時代と新たな文化の創造に向けて、浜松市をより魅力的なまちにするために「市長選」を考えてみました

カテゴリー │多文化共生

おはようございます。

桜の花も満開の頃でしょうか花

昨日から、花冷えの影響で、風邪を引いてしまいました。
一昨日の深夜に扁桃腺を久しぶりに腫らせてしまったので、熱も出まして汗
ぼーっとした平成31年の初日を迎えましたガーン
健康管理ができてなくてごめんなさい汗

新しい元号が「令和」に決まりましたねびっくり
『万葉集』の梅の花の歌の序文「初春の月にして 気淑く風ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」という一節から取られたそうです。
冬の寒い季節から春の訪れを表す梅の花が白く美しい情景から、春への期待が込められている美しい序文です。
安倍首相は「令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」と談話を発表しました。
天上の虹
万葉の時代・・・私の憧れは持統天皇です。
女性天皇として、まちづくりに励みました。
私も理想とする社会を創る女性になりたいものです。
(持統天皇といえば、「天上の虹」ですね。里中満智子先生、ぜひこの令和のイラストも描いてくださいw 作品展やってほしいな)

さて、以下長文です。
本当にお時間のある時に、気楽に読んでください(もちろん、関係ない方は飛ばしていただいて構いません)。

私が暮らす浜松市でも市長選や市議選、県議選が行われます。
区の編成に関する市民投票も行われます。
みなさんは、この選挙をどのように捉えていますか?

今日は市長選にあたり、私の持論を述べたいと思います。
先に申しておきますが、政党で判断をしていません。
そして、候補者には、どちらも知らない人ではない、ということもあるので、
人というよりも「提案された政策」に絞りました。
マニュフェストはこちらから↓
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/615658.html

政策に絞ったのには、他にも会ったことのない人までその人柄がわからないこと、
立候補をした勇気はいずれのお三方も同じであり、
熱心さや真摯さ、正しい未来を創ろうとしている意気込んだ姿勢について
候補者のお三方はそれなりに思いがあるのですから、比較することが難しいことも理由です。
何度も申し上げますが、私は政党やその人の前職、年齢で判断してはおりません。

マニュフェストをご覧いただいたでしょうか。
私はこれまで、活動を通して「人のあらゆる違いを乗り越えて
誰もが活躍できる多文化共生社会の実現」を目指してきました。
私が当法人を立ち上げるきっかけになったのは、リーマンショックでした。
2008年のあのリーマンショックの時に、私は市役所に駆け込み
いち早く外国人のための求職者のための日本語教室を開催したいから
100万円を預けてほしいと訴えました。
それに対して真摯に聞いてくださって市税を投入してくださったこと、
そして、市長が国にも要望をしてくださったおかげで
厚労省が浜松市に置いて外国人就労準備研修事業ができたこと、
私は今でも、「絶対に成果を上げろ」と激励してくださったことを忘れません。
日本語教師の皆さんとハローワークの皆さんと共に、就職率8割をあげたのは、
史上最大の成果であったと当時の厚労省担当課長にお手紙をいただきました。
この時には、随分と浜松のロータリークラブのみなさんにもご支援いただきました。

これから、ますます外国人労働者が増えようとしています。
新しい元号の出典にある梅は外来のものです。
その当時に日本の文化へと根付いた梅が美しく咲き誇っていることをを表しました。
外国人人材を受け入れ、新たな文化創造に舵を切ろうとしています。
だからこそ、多文化共生の取り組みを止めるわけには行きませんし、
私はこれからも外国人就労支援をしなければならないと考えております。
「多文化共生」の施策を明言しているのは、康友候補だけでした。
野沢候補は外国人労働者の労働条件改善とありました。
政権与党は外国人材の受け入れに向けて積極的なはずなのですが、
多文化共生の「た」の字も山本候補のマニュフェストになかったのには残念でした。

そして、次に松菱跡地のことです。
私も幼い頃、松菱の地下にお菓子を買いに行ったり、屋上で遊んだ記憶があります。
デパートってキラキラしているなと思ったのも松菱でした。
その松菱が破綻した日のことも覚えています。
直しに出していた靴が引き取れないという連絡があったからです。
その松菱の跡地を購入した不動産会社がいることを知りました。
当時は10億円だったそうです。
その跡地に今度は浜松市役所を移転させようという山本候補の政策には、私は反対です。

なぜ、その土地を改めて行政が介入して開発しなければならないのでしょうか。
街中には、リノベーション活動に励んでくれている若者もいます。
建築家も街中の店舗を魅力的な場作りに務めてくれていたりします。
大学生は砂山銀座の朝市で多様な世代の人たちが関わりあう場を創ろうとしています。
民の力は、世代を超えて、それぞれに活動を始めています。
そうした活動にしっかりとコミットしていって、
むしろその跡地を所有している民間が知恵を振り絞って活用できるようにして行かなければ
所有者のSocial Responsibilityはないのではないでしょうか。
市役所の土地になるとしたら、現在の地価60億円を誰が払うのでしょうか。
その土地の所有者の方が無償で提供してくださるのでしょうか。
また建物を建てないと活性化はできないのでしょうか。
その建物はいくらで誰が創るのでしょうか。
先に削減して資金を確保しないで、「使う」ことは無駄遣いではないでしょうか?

駅周辺の住宅供給はいつまで続くと思いますか?
(まぁ、私は今になってもっと街中に住んでおけば良かったと思ってもいますが)
少子化は確実に進みます。
福祉サービスの充実についても疑問を抱きました。
これから高齢者は居宅サービスで介護を受けることになるでしょう。
山本候補は特別養護老人ホームをつくるとも政策に書いてありましたが、
働き手が不足しているためベッドが入りきらない施設があることをご存知ですか。
高齢者に必要な支援は、施設に入ることではなく生涯現役でいられるよう、
予防サービスの充実の方が先ではないでしょうか。
健康寿命を伸ばそうという康友さんの政策の方に共感しました。

持続可能な社会の実現に向けて、私たち一人一人にも社会的責任( ISO26000)があるのをご存知ですか?
環境保全のことも、山がなければ海が成り立たないことも、
私たちは未来のためにしっかりと考えていかなければなりません。
そして、ちゃんと未来について考え、投票に行かなければならないと思います。

水道事業については延期を明言されました。
止めようという民意があるのであれば、市長は聞いてくれる人だと思います。
学生たちの活動の場所を作ってください!と懇願したときも、学生一人一人の声を聞いてくれました。
区の再編で、7億円が浮くのであれば、それを次の世代の子どもたちのために、
有事に備えた取り組みに充ててもらえたらと思います。
各区に拠点センターを新たに作らなくても十分です涙

以上のことから、僭越ながら、私は現職の鈴木康友候補を応援したいと思います。
そこで、仲間内で応援動画テレビを作ってみました(動画は私の部分のみ)びっくり

おそらく人生で初めて選挙のことを語ったと思います。
未来に後悔を残さないように、未来の子どもたちに借金を押し付けないように
今の時代の私たちが痛み分けをした上で、明るい未来を一緒に作りませんかキラキラ

私は世界に選ばれる「浜松」にしたい肉球から、
多文化共生で世界に誇れる街にしようとしている人を応援したいと思います。


同じカテゴリー(多文化共生)の記事


削除
新しい時代と新たな文化の創造に向けて、浜松市をより魅力的なまちにするために「市長選」を考えてみました